2026年3月 | AIツール
AIスライド作成ツール比較|イルシルを使ってみた正直レビュー
提案資料やプレゼン資料を作るのに毎回時間がかかっていませんか?AIがスライドを自動生成する「イルシル」を実際に使って、副業での活用価値を検証しました。
こんな人におすすめ
- クライアントへの提案書や企画書の作成に毎回2〜3時間以上かかっている
- デザインのセンスに自信がなく、PowerPointで見栄えのいい資料が作れない
- 副業でコンサルティング・Webマーケティング・講師業などをしている
- オンライン講座やセミナーで使うスライド資料を短時間で量産したい
- ポートフォリオや実績紹介資料をプロっぽい見た目に仕上げたい
イルシルとは?
イルシルは、テキストを入力するだけでAIがスライドを自動生成してくれる日本製のプレゼンテーションツールです。PowerPointのような操作感で、デザインの知識がなくてもプロ品質のスライドが作れます。
2022年にリリースされた比較的新しいサービスですが、日本語UIへの対応と豊富なビジネス向けテンプレートが評価され、副業者・フリーランス・中小企業のマーケター層を中心に急速に普及しています。従来のスライド作成ツール(PowerPoint・Googleスライド)と比べて、「AIが構成を考えてくれる」点が最大の差別化ポイントです。
- テキスト入力 → AIがスライド構成を自動提案
- 200種類以上のテンプレート(ビジネス・教育・マーケティングなど)
- PowerPoint形式でエクスポート可能
- チームでの共同編集に対応
- 日本語フォント・日本語レイアウトに最適化されたデザイン
実際に使った評価
| 評価項目 |
スコア |
コメント |
| AI生成の精度 |
★★★★☆ |
構成案の質が高く、修正が少なくて済む |
| テンプレートの質 |
★★★★★ |
ビジネス用途に使えるデザインが豊富 |
| 操作のしやすさ |
★★★★☆ |
直感的だが慣れるまで少し時間が必要 |
| 価格の納得感 |
★★★★☆ |
無料トライアルで十分試せる |
| PowerPoint互換性 |
★★★★☆ |
エクスポート後の微調整はほぼ不要 |
| 日本語対応の品質 |
★★★★★ |
日本語テキストのレイアウト崩れが少ない |
良かった点・気になった点
✅ 良かった点
- 資料作成時間が従来の半分以下に
- 日本語UIで使いやすい
- テンプレートがビジネス向けで実用的
- PowerPoint出力ができる
- AIの構成提案が的を射ている
- カラーテーマを一括変更できる
❌ 気になった点
- 細かいデザイン調整に時間がかかる
- 無料プランは機能制限あり
- 複雑なグラフ作成は別ツールが必要
- オフライン環境では使用不可
- 独自フォントの追加が限られる
イルシルの具体的な使い方・手順
イルシルでスライドを作成する流れを具体的に説明します。実際に「副業ライター向け提案書」を作成した手順を例にとります。
- 新規スライドを作成する:ダッシュボードの「新しいプレゼンを作成」をクリックし、「AIで自動生成」を選択する
- テーマ・目的を入力する:「副業ライターとしての自己紹介と実績紹介、新規クライアント向け提案書」のようにテキストで目的を入力する
- AIが構成を提案する:数秒で「表紙・自己紹介・実績・サービス内容・料金・お問い合わせ」といったスライド構成が自動生成される
- テンプレートを選ぶ:ビジネス向け・シンプル・カラフルなど複数のデザインテーマから好みのものを選ぶ
- テキストを編集する:AIが仮のテキストを入れてくれているので、実際の自分の情報に書き換えていく。このステップが最も時間がかかるが、ゼロから書くより大幅に速い
- 画像・アイコンを追加する:イルシル内の素材ライブラリから適切な画像やアイコンを選んで配置する
- エクスポートする:PowerPoint形式またはPDF形式でダウンロードしてクライアントに送付する
実際にこの手順でやってみると、慣れた段階では20〜30分でクライアントに送れるレベルの提案書が完成します。従来PowerPointでゼロから作っていたときは2〜3時間かかっていたため、作業時間が約80%削減されました。
副業での活用シーン
- クライアントへの提案書:テンプレートで素早くプロっぽい提案書が作れる。初めてのクライアントへの印象が大きく変わる
- 副業実績のポートフォリオ:見栄えのいいスライドで差別化。クラウドソーシングのプロフィールに添付すると受注率アップにつながる
- オンライン講座・セミナー資料:教材スライドを短時間で作成。コンテンツビジネスをしている副業者にとって資料作成のボトルネック解消になる
- SNS用インフォグラフィック:スライドの1枚をSNS投稿用の画像として活用する。情報量の多い投稿が視覚的にわかりやすくなる
- 業務報告書・進捗共有:クライアントへの月次報告をスライド形式にすることで、テキストメールより内容が伝わりやすくなる
選び方のポイント:イルシルが向いているケース
- 月に3本以上の提案書・資料を作る人:それだけの量があれば有料プランの費用対効果が十分に高くなる
- デザインに時間を取られたくない人:内容の質を高めることに集中し、デザインはAIに任せたい副業者に最適
- クライアントへの第一印象を重視している人:資料の見た目は信頼感に直結する。特に単価の高い案件を狙うなら資料クオリティへの投資は合理的
- PowerPointを使い慣れていない人:PowerPointの操作に時間を取られているなら、イルシルに切り替えることで一気に効率化できる
注意点
- AIが生成したテキストをそのまま使わない:イルシルのAIが入れてくれるサンプルテキストはあくまで雛形です。自分の実績・数字・言葉に必ず書き換えましょう。AIのままでは内容が薄く、クライアントに刺さりません。
- 複雑なデータビジュアライゼーションは別ツールで補完する:棒グラフや折れ線グラフなど複雑な図表はイルシル単体では作りにくい場合があります。GoogleスプレッドシートやExcelでグラフを作成し、画像として貼り付ける方法が現実的です。
- 無料プランの制限を事前に確認する:無料プランでは作成できるスライド数やエクスポート形式に制限があります。本格的に副業で使うなら有料プラン(月額2,000円前後〜)への移行を検討しましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. イルシルで作ったスライドをクライアントに納品できますか?
A. はい、PowerPoint形式(.pptx)またはPDF形式でエクスポートできるため、クライアントへの納品に問題はありません。クライアントがイルシルを持っていなくても、エクスポートしたファイルを渡せば通常のPowerPointとして開けます。ただし、一部の特殊なアニメーションやフォントはエクスポート後に崩れることがあるため、納品前に必ずPowerPointで開いて確認することをおすすめします。
Q. Canvaと比べてイルシルのどちらが副業に向いていますか?
A. 用途によって使い分けがおすすめです。イルシルはスライド・プレゼン資料の作成に特化しており、AIによる構成提案が強みです。Canvaは幅広いデザイン制作(SNS画像・チラシ・名刺・バナーなど)に対応しており、スライド以外の制作物も多い人に向いています。副業でプレゼン・提案書の作成が多いならイルシル、SNS運用や幅広いデザイン制作が多いならCanvaを優先するのがよいでしょう。予算に余裕があれば両方使い分けるのが理想的です。
Q. スライドのデザインを自社ブランドカラーに合わせることはできますか?
A. はい、カラーテーマのカスタマイズが可能です。ブランドカラーのHEXコードを指定することで、テンプレート全体の色を統一できます。また、ロゴ画像を各スライドに配置することも可能です。副業で特定のクライアントの資料を繰り返し作成する場合、そのクライアントのブランドカラーを設定したテンプレートを保存しておくと、毎回の作業が大幅にスピードアップします。
まとめ
イルシルは資料作成の手間を大幅に減らせる実用的なAIツールです。特にクライアントへの提案が多い副業をしている方に向いています。資料の見た目にかかる時間を削減することで、内容の質を高めることや新規営業に時間を使えるようになります。まずは無料トライアルで試してみて、月に複数の提案書・教材資料を作る機会があるなら有料プランへの移行を検討してみてください。